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半導体不足の注文住宅への影響
世界中で半導体が不足している
そもそも半導体とは?
半導体とは、パソコンや家電などの電化製品、自動車、さらにはものづくり・生産の現場など、様々な産業において欠かせない部品のこと。日本でも半導体の製造は行われていますが、同時に、世界から輸入することも欠かせないものになっています。
半導体不足の原因は?
昨今、この半導体が世界中で不足しています。原因は、スマートフォンやパソコンといった分野における需要が増加していること。そして、昨今の社会情勢の影響で製造や物流の停滞が発生していることです。新興国をはじめとして需要が高まっていたところに「製造できない」「運べない」といった事態が起こっているわけです。
今後も半導体は必要になる
既に述べたように、半導体は様々な分野の産業において欠かせない部品。今後も、半導体に対する需要は増えることでしょう半導体市場は、2030年までにおよそ100兆円もの規模に達すると見込まれています。
住宅需要は回復している
新設住宅着工数は前年比7%増
このような不安要素にもかかわらず、日本の住宅需要は回復傾向にあります。国土交通省が2021年8月に発表した「建築着工統計調査」によれば、6月期の新設住宅着工数は7万6,312戸で、前年比7.3%増。4ヶ月連続で増加している状態です。
大手住宅メーカーも軒並み好調
これを受けて、大手住宅メーカーの業績も軒並み好調となっています。昨今の社会情勢を受け、リモートワークや自宅で過ごす時間が増えていることから、住まいにお金をかけることが増えています。
そのうえ世界的な株高も追い風になり、大手ハウスメーカーの商品ラインナップでは高額商品が登場するなど、今後のさらなる回復傾向が期待されています。
太陽光発電も要素のひとつに
さらに半導体の需要について考えるべきは、今後の日本政府の住宅エネルギー政策。経済産業省や国土交通省などは、「2030年までに、新築の戸建て住宅のうちおよそ6割に、太陽光発電の設備を設置するべき」という目標を掲げようと、検討を進めています。
この目標を達成するには、これまで以上に多くの半導体が必要となるでしょう。
半導体不足は住宅業界にも
住宅業界で必要となる半導体は?
注文住宅の建築現場においても、半導体は欠かせない部品のひとつ。昨今の社会情勢を受けて、住宅設備メーカーとするサプライチェーンが悪影響を受けており、システムキッチンやユニットバス、シャワートイレといった住宅設備の新規受注を停止しているメーカーもあります。
今後の具体的な影響は?
これを受けて、既に新規のリフォーム工事などで注文受注を見合わせている工務店も。半導体不足が長引けば、今後の注文住宅の新規工事でも、引き渡しが遅れる、といった事態が想定されています。


